診療案内

田中充歯科クリニックの診療方針

痛くない、削らない、抜かない治療

近年の歯科医学では削らない・抜かない治療が主流になりつつあります。当院では 複数の治療法・治療材料・薬剤の中からご相談の上選択することにより、より痛くない・より削らない・なるべく抜かない治療を行っています。

インフォームドコンセント

検査結果をもとに患者さんの現状(診断)と選択できる治療法について、納得のいくご説明を行います。患者さんのご希望やスケジュールにあわせた治療プランをご提案し、ご了承を確認してから治療を行います。少しでも疑問やご不安な点がありましたら、遠慮なくお尋ねください。

4

DENTISTS


歯科医師数

2

DENTAL HYGIENISTS


歯科衛生士数

25

YEARS OF EXPERIENCE


診療年数

11635

PATIENTS


患者カルテ総数
(2019年3月末)

田中充歯科クリニック 診療科目

一般歯科


虫歯や入れ歯の作成、歯周病の治療など通常の歯科治療を一般歯科といいます

一般歯科の治療において保険適応範囲での治療と保険外の治療があります。虫歯について、治療は保険診療が可能です。より高度な治療や天然歯と見分けがつかないかぶせ物などは自由診療といって保険適応外となります。保険診療イコール金属のかぶせ物というものではなく、例えば前歯を白いかぶせ物にしたい場合は硬質プラスチックなら、奥歯も小さな詰め物ならレジンという白い材料で保険診療が適応できます。

当院では保険診療から自由診療まで幅広く患者さんのご要望に応えるべく努力しております。治療前にはそれぞれの症例にあわせ全ての治療方法を提示し、話し合いの上で満足いく治療をご選択できるよう努めております。

厳選した専門の歯科技工所へ委託

当院では歯科技工所を厳選して委託しております。セラミック、ジルコニアなど高度な技術が必要なものは国立大学病院と同じ技工所で、義歯は義歯専門の技工所に、保険金属材料は30年の熟練技工士に委託しております。

保険適応外の治療の際は医療費控除を

保険適応外の治療を行った場合は、医療費控除の対象にすることが可能です。年間10万円以上の医療費を支払った場合、確定申告で医療費控除の申請をすることで支払った金額の一部が戻ってきますので、実質的な治療費を下げることができます。

クラウン(かぶせ物・差し歯)の種類
  • 保険適応:金銀パラジウム合金、硬質レジン前装冠
  • 自費治療:ジルコニア、メタルボンド(陶材焼付冠)、オールセラミック、ハイブリットセラミック、ゴールド、メタルボンド、白金加金など
インレー(つめ物)の種類
  • 保険適応:金銀パラジウム合金インレー
  • 自費治療:ハイブリットセラミックインレー、e.max、ジルコニアインレー、ゴールドインレー

審美

審美ホワイトニング

虫歯をただ治すのでなく、もっとキレイに治したい。歯の色をもっと白くしたい歯並びを治したい口元にシワが目立つようになった歯のちょっとした悩みがあなたを消極的にしていませんか?見た目を優先する美容歯科と異なり、審美歯科は歯科医学にのっとり、噛み合せなど健康を害することなく元の美しさを取り戻す治療です。治療方法は原因やご希望によりたくさんあります。どこをどの様にしたいかじっくり話し合ってから治療方法を決めていきます。治療期間・通院回数・麻酔をするかなどは治療方法によってかわってきます。代表的な治療を以下いくつかご説明いたします。

審美ホワイトニング
クリーニング(PMTC)
通常のブラッシングでは取れない歯の表面に付いた歯石・歯こう・タバコのヤニ・ステイン(着色)などの汚れを取り除き、歯本来の美しい状態を取り戻します。超音波洗浄や、歯面清掃器を使って高圧で微粒子状の塩を吹きつけ歯の表面の溝に入り込んだ汚れを落とします。その後歯科専用回転ブラシを使い特殊研磨剤で歯を磨きます。
ホワイトニング(ブリーチング)
歯の表面にお薬を塗って白くする方法です。欧米では以前から広く一般に普及している方法で、日本でも厚生労働省の医薬認可を受け認知度が高まってきました。歯科医院で行うオフィスホワイトニングとご家庭でも自分で出来るホームホワイトニングがあります。
虫歯や歯肉炎などがある場合はブリーチングできないのでまずレントゲン撮影と検査をおこないます。どうしても虫歯治療をする時間が無い場合は応急処置として詰め物をします。必要な場合は超音波洗浄をします。歯面清掃器・高速回転ブラシ等を使い、歯の表面の汚れをクリーニングします。歯茎を保護したのち、ホワイトニング薬剤を歯の表面に塗ります。施術後はシェードガイドという色見本で術前・術後の色の変化を客観的に確認することができます。
ラミネートベニア
セラミック(陶器)でできた本物の歯そっくりのかぶせ物です。前歯の虫歯、さし歯の変色、色のついた詰め物が嫌な方に有効です。金属を使わず全部セラミックでできているものをオールセラミックと言い、金属アレルギーの方にも使われます。見える部分をセラミック、裏側を金属で裏打ちし補強したものをメタルボンドと言い、圧力のかかる奥歯などに使われます。歯の色だけでなく形や歯並びもある程度治すことができます。保険適応外です。
歯列矯正
矯正装置をつけて歯列をなおします。当院での矯正は非常勤専門医がおこないます。大人の歯が生えそろった後、写真のようにブラケットと呼ばれる矯正装置を歯に装着して歯を動かしていきます。金属製のメタルブラケットだけでなく、現在では歯の色に合わせて白や透明の目立たないクリアーブラケットも主流です。患者様のご希望と、歯の状態や症状により、使用する装置や範囲はさまざまです。一般的には、月に一度装置を調整し、およそ1年半から2年間かけて、歯を動かしていきます。

歯周病

歯周病とは、歯周病菌が歯と歯ぐきの隙間に入り込み、放っておくと歯を支えている歯槽骨に達して骨を溶かし、最終的には歯が抜け落ちてしまう恐ろしい病気です

歯周病は、単なる歯の病気とあなどってはいけません。口の中の細菌が体の中に入り込むと、心臓病・肺炎・糖尿病・早産等、様々な全身疾患を引き起こすことが明らかになってきました。日本人の成人約80%が歯周病もしくは歯周病予備軍に該当します。歯周病の初期段階では自覚症状がほとんどなく、気が付いたときにはかなり病状が進行していたというケースが非常に多いです。日頃からの予防が大切です。
歯周病の主な原因はプラーク(歯垢)のなかの細菌です。喫煙や歯ぎしり、ストレス、唾液分泌量の低下なども悪化させる要因となっています。プラークを除去することで口腔内を清潔な状態に保ち再発を防ぎます。プラークが固まって石灰化したものが歯石です。表面がざらざらした歯石は細菌が付きやすくなります。歯石は通常のブラッシングでは除去できないので、歯周病を予防するために歯科医院で定期的に除去することが大切です。

当院は歯周病予防に努めております
  • 歯周病予防のための正しいブラッシングの仕方を歯科衛生士が丁寧に指導いたします。
  • 歯に付いた歯石、歯周ポケットの中の歯石を除去します。
  • 検査の結果や生活習慣など患者様に合わせたプラークコントロールを立案していきます。

小児歯科

小さい頃からの正しい習慣が、子どもの歯の健康を守ります。

正しい歯磨きの仕方を指導致します。必ず子供とのコミニケーションをはかってから治療にあたります。何もわからず突然歯医者の診察台に座らされるとやはり恐怖感を覚えるようですが、「どの先生が良い?」「どの機械が良いの?」など子供に選択権を与えると、自分で主導権を持って選んだ事には我慢しやすいようです。治療後にがんばったご褒美としてポイントシールを差し上げています。来院の度にたまっていく達成感があります。その他子供用スリッパ、絵本、オモチャなどを用意しております。

歯磨き

歯ブラシは小さめで毛に弾力のあるものを選びましょう。お家の方が仕上げ磨きをされる場合は、歯ぐきに指を軽くあて唇をめくってから、歯を一本づつ磨くつもりで、ブラシを小さくゴシゴシと左右に動かして磨いてあげてください。お子様がまだ小さい場合や歯ブラシを嫌がる場合はガーゼで歯を磨いてあげてください。歯ガタメ、先端がゴムになっている歯ブラシ、ステップアップ歯ブラシなどが一般に市販されているものを使って徐々に慣らしていくとよいでしょう。歯磨き粉は、つけるだけで口の中がさっぱりして歯を磨いたような錯覚におちいる場合がありますので、使用しなくてもいいです。  

虫歯予防

規則正しく時間を決めて飲食をする習慣を心掛けてください。また1歳6ヶ月を過ぎての就寝時授乳はなるべくやめるようにして下さい。

虫歯予防5つの対策

1歳半健康診査の際にもおつたえしております虫歯予防のための5つの対策です

歯ごたえがあり、噛んで食べるような食品を増やす
甘い物はできるだけ控える
食後や寝る前に歯をみがく
自分で歯磨きができない間は、食後に口をすすいだり水やお茶を飲ませたりして、甘味が残らないようにする
歯科の検査を定期的に受ける

インプラント

インプラントとは、なくなってしまった歯の部分に人工の歯を埋入する治療です。

従来は歯根がなくなった場合、隣り合わせた健康な歯を削り、金属製のブリッジを梯子のように架けて歯を補ってきました。殆どの歯を失った場合は、部分入れ歯を入れるしか方法がありませんでした。しかし、かぶせ物をした健康な歯も隙間に食べかすが入りやすくなり虫歯になる、入れ歯で味覚が損なわれるなど、マイナス面が多かった事から、本物の歯同様の人工歯をつくる研究が進められました。

ここから生まれたものがインプラントつまり人工歯根です。骨折した場合に体内に入れる固定プレートや人工心臓などと同じように、人工歯根を顎の骨に埋め込むことで天然歯とほとんど同様に機能することが出来るようになりました。

小さな純チタン製の人工歯根(インプラント)を顎の骨組織に入れます。手術は麻酔して行い1本1回30分程度です。純チタンは骨との親和性がとても強い素材ですので、このインプラントの周囲に自然に骨の組織が形成されて、やがてインプラントと骨が結合します。
その上に人工の歯をしっかりと固定します。適切にお手入れを行えば何十年でも口腔内で固定されしっかりと機能します。インプラント自体は破損や腐食することは殆どありませんが、歯周病が原因でインプラントを埋め込んだ骨の方に異常をきたすと、インプラントが破損する場合があります。インプラントを自分の歯と同じように使って快適な食生活を長く楽しむためには、歯周病を防ぐアフターケアが非常に重要です。
当院では10年以上の経験と多くの症例(年間200症例以上)をもつ日本口腔インプラント学会の専門医が担当し、より安全で確実性の高い治療をおこなっております。

治療の流れ
  • 診査・診断(レントゲン(パノラマ、 CT )検査、内科的検査など)
  • 診断結果の説明、インフォームドコンセント(患者様の同意のもと治療開始)
  • インプラント埋入手術→消毒・経過観察
  • インプラント上部構造作成→完成
使用するインプラント

スイスの5大インプラントメーカーであるノーベルバイオケア、ストローマン、トップ医療機器メーカーの米国ジンマー、オステム等、患者様の症例にあわせ、世界トップブラントの最新高品質医療材料を使用しております。

インプラント治療の費用の目安

インプラント治療は保険適応外ですので自費治療となります。